ダークヒーロー映画の金字塔として世界中のファンを熱狂させてきた映画『ヴェノム』シリーズ。主人公エディ・ブロックと地球外生命体シンビオート(ヴェノム)の予測不能なバディ関係だけでなく、スクリーンを熱く盛り上げる劇中歌やエンドロールを飾る主題歌の数々も、本シリーズが絶大な支持を集める大きな要因です。
劇場を出た後も耳から離れないエミネムによる重厚なラップナンバーから、熱いメッセージが込められた日本版テーマソング、そして完結編となった『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のエモーショナルな劇中歌まで、歴代の楽曲情報を総まとめにしてお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:第1作の主題歌はエミネムの「Venom」、第2作はエミネム参加の「Last One Standing」がEDを象徴。
- 要点2:日本版主題歌にはUVERworld(第1作)とDISH//(第2作)が起用され、作品の二面性や葛藤を見事に表現。
- 要点3:完結編『ザ・ラストダンス』では名曲洋楽が多数使用され、エディとヴェノムのラストシーンを感動的に演出。
【全3作総まとめ】映画『ヴェノム』シリーズ歴代エンディング曲&主題歌一覧
マーベル屈指の人気ヴィランであり、唯一無二のダークヒーローを描いた『ヴェノム』シリーズは、作品ごとに強烈な音楽的アプローチが試みられてきました。本編のクライマックスからエンドロールへと繋がる歴代のエンディング曲・公式テーマソングは以下の通りです。
| 作品タイトル | グローバル公式主題歌 / ED曲名 | アーティスト名 | 日本版テーマソング |
|---|---|---|---|
| 第1作『ヴェノム』(2018) | Venom | Eminem | GOOD and EVIL(UVERworld) |
| 第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021) | Last One Standing | Skylar Grey ft. Polo G, Mozzy & Eminem | Shout it out(DISH//) |
| 第3作『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024) | Memories / Lose Myself ほか劇中歌 | Maroon 5 / Teddy Swims ほか | (グローバル劇中歌・OST中心の構成) |
シリーズを通して、ヒップホップ界のレジェンドからオルタナティブロック、クラシック・ポップスまで、ダークかつエネルギッシュな世界観を補完する多彩なトラックが揃っています。
初代『ヴェノム』の衝撃!エミネム「Venom」に込められた歌詞の意味と背景
2018年公開の第1作『ヴェノム』のエンドロールで強烈なインパクトを残したのが、ヒップホップ界の帝王エミネム(Eminem)が書き下ろした主題歌「Venom」です。突如サプライズリリースされたアルバム『Kamikaze』のラストトラックにも収録され、世界的なチャートを席巻しました。
この楽曲で描かれるのは、まさに「内なる悪魔との共生」です。エミネムは自身の中に潜む攻撃的な別人格「スリム・シェイディ」や、過去の薬物依存・トラウマといったダークサイドを、宿主エディに寄生するシンビオートの姿に重ね合わせています。
リフレインされる「Venom, (I got that) adrenaline momentum」というフレーズは、制御不能なエネルギーが全身を駆け巡る感覚を鋭敏に表現しており、映画本編のダークユーモアと暴力的なスリルを完璧に昇華させた傑作トラックとなりました。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』を彩る名曲と豪華コラボの真相
最凶の敵・カーネイジとの死闘を描いた続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、シンガーソングライターのスカイラー・グレイを筆頭に、ポロ・G、モジー、そして再びエミネムが集結した豪華コラボレーション曲「Last One Standing」がエンディングを飾りました。
過酷な逆境や孤独に立ち向かい、最後までリングに立ち続ける者の覚悟を歌ったエモーショナルなアンセムであり、エディとヴェノムの絆の揺らぎと再生の物語を力強く後押ししています。
また、劇中ではリトル・リチャードの名曲やルイ・プリマの楽曲など、どこかレトロでコミカルな洋楽が随所に散りばめられ、アクションの残酷さとコミカルなトーンが絶妙に融合したサウンドトラックに仕上がっています。
最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のラストシーン曲と心揺さぶる劇中歌
3部作の集大成となった『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、シリーズの中でも特に音楽の使い方が印象的な作品です。エディとヴェノムの逃避行をドラマチックに彩る洋楽ナンバーが多数採用されました。
ファンの涙を誘ったラストシーンおよびエンドクレジットでは、Maroon 5(マルーン5)の代表曲「Memories」が流れ、二人が共に歩んできた破天荒で愛おしい日々の記憶を呼び覚まします。大切な存在への追悼と敬意を歌ったこのメロディは、シリーズの幕引きにこれ以上ない深みを与えました。
さらに劇中では、ラスベガスのカジノシーンを盛り上げるABBAの「Dancing Queen」や、デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」、テディ・スウィムズによるソウルフルな楽曲など、バラエティに富んだ選曲がエディたちの「最後のダンス」を鮮やかに演出しています。
日本版主題歌の系譜|UVERworldとDISH//が描いたシンビオートの世界観
日本国内のプロモーションを語る上で外せないのが、実力派ロックバンドたちによる日本版テーマソングの存在です。
第1作の日本版主題歌を担当したのはUVERworld。書き下ろし楽曲「GOOD and EVIL」は、善と悪の境界線が曖昧なヴェノムのキャラクター性や、人間誰しもが抱える二面性をダークかつ重厚なラウドロックサウンドに乗せて描き出しました。
続く第2作では、4人組ダンスロックバンドDISH//の「Shout it out」が起用されました。カーネイジとの激突を想起させるアグレッシブなリフと、葛藤を打ち破り叫びをあげる熱いボーカルが、日本語吹き替え版のエンドロールをエネルギッシュに締めくくりました。
サウンドトラックと名曲洋楽から紐解くエディとヴェノムの絆
映画『ヴェノム』シリーズの音楽は、単なる劇伴の枠を超え、エディ・ブロックとヴェノムという奇妙な共生関係の心情を代弁する役割を果たしています。
劇伴スコアを手掛けたルドウィグ・ゴランソン(第1作)やマルコ・ベルトラミ(第2作)は、重低音を効かせたオーケストラとエレクトロニックサウンドを融合させ、シンビオートの異質さとダイナミズムを音響面から構築しました。
これら重厚なスコアの合間に流れるクラシック・ロックやヒップホップは、エディの人間臭さとヴェノムのお茶目な一面を浮き彫りにし、シリーズが単なる怪物映画ではなく「バディ・ムービー」として愛される原動力となったのです。
【ヴェノム エンディング 曲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『ヴェノム』第1作のエンドロールで流れるラップの曲名は何ですか?
A1:世界的ラッパー・エミネム(Eminem)が歌う「Venom」です。映画のために書き下ろされ、アルバム『Kamikaze』にも収録されています。
Q2:『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のラストで流れる感動的な曲は誰の歌ですか?
A2:アメリカの人気ポップ・ロックバンド、Maroon 5(マルーン5)の「Memories」です。エディとヴェノムの絆と別れを象徴する劇中歌として使用されています。
Q3:日本版主題歌は映画のどのバージョンで聴くことができますか?
A3:劇場公開時の日本語吹き替え版エンドロールや、日本版プロモーション映像などで使用されました。UVERworldの「GOOD and EVIL」、DISH//の「Shout it out」ともに各音楽配信サービスでフル音源を視聴可能です。
まとめ:音楽と共に刻まれたダークヒーローの軌跡
エミネムのハードなラップに始まった映画『ヴェノム』の音楽史は、国内外の豪華アーティスト陣による楽曲や名曲洋楽の巧みな起用によって、常に観客の感情を揺さぶり続けてきました。
エディとヴェノムが紡いだ過激で温かい軌跡を振り返る際は、ぜひ歴代のエンディング曲やサウンドトラックに耳を傾け、その重厚な音の世界に浸ってみてください。 (出典: ヴェノム エンディング 曲(Yahoo!ニュース))