Fruitnav サイバー速報

横浜ホンキートンク・ブルースのコード進行解剖!松田優作の響きを再現

2026年10月16日 読了目安: 3 分 Togashi
目次 [ INDEX ]
横浜ホンキートンク・ブルースのコード進行解剖!松田優作の響きを再現
横浜ホンキートンク・ブルースのコード進行解剖!松田優作の響きを再現
@ creator • クリックで動画を再生
🎵 横浜ホンキートンク・ブルースのコード進行解剖!松田優作の響きを再現

昭和から平成、そして令和の今なお酒場の夜風とともに歌い継がれる名曲『横浜ホンキートンク・ブルース』。作曲を手がけたエディ藩をはじめ、松田優作、原田芳雄、柳ジョージといった錚々たる表現者たちがそれぞれの魂を吹き込んできた不朽のブルースナンバーです。「あの煙草の煙が目に染みるような渋いギターの響きを、自分の手で鳴らしてみたい」と憧れを抱くギタリストは後を絶ちません。

一見すると哀愁漂う複雑な大人の響きに聴こえますが、楽曲の骨格自体はきわめてシンプルであり、要所を押さえればギター初心者でも十分に弾き語りが可能です。本稿では、原曲のニュアンスを余すところなく再現するためのコード進行や、アコギ伴奏を劇的に渋くする演奏の秘訣を徹底解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:基本はAm(イ短調)キーを軸としたブルース進行であり、主要なローコード数個で全体の演奏が可能。
  • 要点2:松田優作や原田芳雄のような男の色気を醸し出す鍵は、ベース音の経過音(ウォーキングベース)と小指を使ったテンションノート。
  • 要点3:カポタストの活用や簡単なキー変更を行えば、Fコードが苦手な初心者やウクレレプレイヤーでも今すぐセッションを楽しめる。

【楽曲のルーツ】エディ藩と藤竜也が生んだ名曲!松田優作・原田芳雄・柳ジョージが愛した背景

横浜 ホンキー トンク ブルースの関連写真・ビジュアル
【画像】横浜 ホンキー トンク ブルース 関連ショット

『横浜ホンキートンク・ブルース』は、ザ・ゴールデン・カップスのギタリストであるエディ藩が作曲し、俳優の藤竜也が作詞を手がけた伝説的なナンバーです。本牧のバー「ゴールデンカップ」など、かつての横浜アンダーグラウンドの空気をそのまま閉じ込めたエディ藩の切ないメロディと歌詞の世界観は、当時の表現者たちを強く魅了しました。

とりわけこの曲を一躍全国区に押し上げたのが、映画やドラマで圧倒的な存在感を放った松田優作のカバーです。ステージ上でタバコを燻らせながら絞り出すように歌うスタイルは、まさに男のロマンの象徴となりました。さらに、無骨な男の色気を全開にした原田芳雄の歌唱や、洗練されたブルースフィーリングで聴かせる柳ジョージのバージョンなど、歌い手によって異なる表情を見せる点も、この楽曲がスタンダードナンバーとして愛され続ける理由です。

【基本コード進行】キーAm(短調)で奏でる渋いブルースの骨格と構成

横浜 ホンキー トンク ブルースの様子・注目ショット
【写真】横浜 ホンキー トンク ブルース 近影・注目カット

本作の基本キーはAm(イ短調)で構成されています。哀愁漂うマイナーブルースの王道パターンであり、メインで使用するコードは「Am・Dm・E7・C・G」といった基本的なオープンコードが中心です。

代表的なAメロ・サビのコード進行は以下の流れを基本とします。

【メインのコード進行例(キーAm)】
| Am | Dm | Am | Am |
| Dm | Dm | Am | Am |
| E7 | Dm | Am | E7 |

基本構造は12小節のマイナーブルースに近く、ドミナント(E7)からサブドミナント(Dm)を経てトニック(Am)へと戻る展開が、横浜の夜を想起させる独特の切なさを生み出します。まずはこの循環コードをスムーズにチェンジできるよう指に馴染ませることが第一歩です。

【初心者必見】簡単コードアレンジとカポタスト活用法|Fコード不要で即演奏

横浜 ホンキー トンク ブルースの報道・詳細資料
【資料】横浜 ホンキー トンク ブルース 報道・メディア記録

「バレーコードのFやB7が押さえられなくて挫折しそう」というギター初心者の方でも、決して諦める必要はありません。『横浜ホンキートンク・ブルース』はオープンコード主体で完結する簡単アレンジが非常に作りやすい楽曲です。

基本キーのAmであれば、初心者の最大の壁となる「Fコード」を登場させずに演奏できます。もしDmの小指や薬指の押さえが難しい場合は、ルート音を意識しつつ1弦を開放にした簡易フォームで代用しても、ブルース特有の濁りとして自然に響きます。

また、カポタスト(カポ)を装着することで、自分の声の高さに合わせた調整が手軽に行えます。たとえば2フレットにカポを装着(カポ2)してAmフォームで演奏すれば、響きを明るくしながらキーをBmへシフト可能。指の押さえ方を変えずに歌いやすい音域へアプローチできるため、弾き語りの負担を劇的に減らすことができます。

【松田優作風の渋い弾き語り】アコギ伴奏のキレを生むカッティングとベースライン

松田優作や原田芳雄のような「あの独特の渋さ」をアコギ伴奏で再現するには、単にコードをジャカジャカとストロークするだけでは足りません。ポイントは親指によるベース音の強調と左手のミュートを使ったカッティングです。

アコースティックギターの6弦・5弦・4弦を親指で「ドスン」と響かせた後、高音弦を軽快にカッティングしてリズムを刻む「親指ベース+ダウンストローク」のスタイルを取り入れると、一気に酒場の弾き語りらしいグルーヴが生まれます。さらに、AmからDmへ移動する直前にベース音を「ラ→シ→ド→レ」と経過音(ウォーキングベース)で繋ぐアプローチを入れると、プロ顔負けの本格的なブルースアレンジへと昇華します。

【タブ譜の要点】イントロのオブリガートとブルース感を高めるテンションコード

市販のタブ譜やスコアを見ると、イントロや歌の合間(オブリガート)に細かな単音フレーズが配置されていることがわかります。ここを攻略する最大の武器がAマイナー・ペンタトニックスケールです。

イントロでは、Amコードを押さえた状態から1弦3フレット(G音)を小指で追加して「Am7」へ変化させたり、2弦1フレットをチョーキング気味に引っ掛けて鳴らすだけで、エディ藩のギタープレイを彷彿とさせる泥臭いフレーズが完成します。コード進行の合間に短いブルーススケールのフレーズを差し込むことで、伴奏全体のダイナミクスが格段に向上します。

【キー変更とウクレレ対応】ボーカル声域に合わせた移調&ウクレレコード解説

弾き語りにおいて最も重要なのは、演奏の上手さ以上に「自分の歌声の魅力が一番引き立つキーで歌うこと」です。キー変更を行う際は、以下の対応表を参考に移調を試してみてください。

【キー変更時の基本対応】
・原曲(キーAm):Am / Dm / E7(男性中低音向け・最も渋い響き)
・女性ボーカル向け(キーEm):Em / Am / B7(カポ不要でアルペジオも映える)
・明るめのブルース調(キーDm):Dm / Gm / A7(カポ5使用でも演奏可能)

また、近年愛好者が増えているウクレレでの演奏にもこの曲は最適です。ウクレレの基本コードである「Am・Dm・E7」はどれも指1〜2本で押さえられる入門コードばかり。アコギとは一味違った、軽快でありながらどこか哀愁を感じさせるアイランド・ブルース風の『横浜ホンキートンク・ブルース』を楽しむことができます。

【横浜ホンキートンク・ブルースのコード】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ギターを始めたばかりの完全初心者でも弾けますか?
A1:はい、十分に演奏可能です。基本のキーAmで演奏する場合、難所とされるFコードを使わずに「Am・Dm・E7」という基本ローコード中心で弾き語りが成立します。まずはシンプルな4分音符のストロークから始めてみましょう。

Q2:松田優作バージョンと同じキーで弾くにはどうすればいいですか?
A2:松田優作の多くのライブ音源ではAmキーが採用されています。低音を効かせた語りかけるような歌唱を再現したい場合は、レギュラーチューニングのままカポなしでAmコードから演奏するのがベストです。

Q3:ピック弾きと指弾き(スリーフィンガー等)のどちらが合いますか?
A3:どちらも素晴らしい味が出ますが、原田芳雄や松田優作のような無骨な弾き語りを目指すなら「親指を使った指弾きストローク」がおすすめです。親指の腹で低音をしっかり鳴らし、人差し指で高音を弾くことで、生々しいアコースティックなグルーヴが引き出せます。

まとめ:時代を超えて響く『横浜ホンキートンク・ブルース』を弾き語りで体感しよう

『横浜ホンキートンク・ブルース』は、複雑なテクニックをひけらかすための曲ではなく、弾き手の人生や感情をギター1本に託して解き放つための名曲です。シンプルな3つのコードを鳴らすだけでも、右手のタッチや間の取り方ひとつで驚くほど表情豊かなブルースへと変化します。

まずは基本のコードフォームを指に覚えさせ、自分だけの「夜の空気感」をギターに乗せてみてください。エディ藩や松田優作が愛した横浜の叙情詩は、あなたの爪弾く弦の響きを通して、これからも色褪せることなく鳴り響き続けます。 (出典: 横浜 ホンキー トンク ブルース コード(Yahoo!ニュース))

山本 結衣 (Yui Yamamoto)
ITカルチャーディレクター
山本 結衣 (Yui Yamamoto)

ITニュースやSNSバズ情報を多角的な視点から取材・検証。信頼できるまとめ記事を発信中。

あなたにおすすめの関連記事