手元のスマートフォンを見たあと、ふと顔を上げると遠くの文字がぼやける。そんな日常の小さな違和感を覚え始めたとき、多くの人が検討するのが「遠近両用メガネ」です。しかし、老舗の眼鏡専門店で作ると3万円〜5万円以上かかることも珍しくなく、購入をためらってしまうケースも少なくありません。
そこで選択肢の筆頭に挙がるのが、低価格と機能性を両立するアイウェアブランド「JINS(ジンズ)」です。本稿では、JINSの遠近両用メガネにかかる実際の総額費用や追加料金のシステム、購入前に知っておきたい見え方の評判、そして作成にかかる日数まで、取材データをもとに余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:JINSの遠近両用メガネは「好みのフレーム本体価格+追加料金5,500円(税込)」の明朗会計で、最安12,100円から作成可能。
- 要点2:見え方の歪みやスマホの見づらさは、遠近・中近・近々という「累進レンズの種類選び」と店舗での適切な度数測定・アイポイント調整で大幅に軽減できる。
- 要点3:特注レンズのため即日持ち帰りは不可(作成期間は約7〜10日)。購入後6ヶ月以内・最大2回までの度数変更保証が付帯するため初心者でも安心。
【総額の仕組み】JINSの遠近両用メガネの値段はフレーム代+5,500円から
JINSで遠近両用メガネを作る際、最も魅力的なのがその明快な料金体系です。通常、JINSのメガネは「薄型非球面レンズ込み」のセット価格(6,600円、9,900円、13,900円など)で販売されていますが、遠近両用レンズを選ぶ場合はフレーム表示価格+追加料金5,500円(税込)が基本となります。
つまり、JINSの遠近両用メガネの総額費用は以下のようになります。
・最安フレーム(6,600円)+ 遠近両用レンズ(5,500円)= 12,100円(税込)
・標準的な人気フレーム(9,900円)+ 遠近両用レンズ(5,500円)= 15,400円(税込)
・高機能・軽量フレーム(13,900円)+ 遠近両用レンズ(5,500円)= 19,400円(税込)
他社や一般的な眼鏡店では、フレーム代とは別に遠近両用レンズ代として1万円〜2万円以上のオプション料金が加算されることも珍しくありません。JINSなら1万円台前半から遠近両用が手に入るため、初めて累進レンズを試すエントリー層にとっても極めてハードルが低い価格設定です。
なお、他店で購入したお気に入りのフレームを持ち込んでレンズだけを交換したい場合、レンズ交換代金(6,600円)に遠近両用追加料金(5,500円)を加えた合計12,100円(税込)で対応してもらえます(※フレームの形状や状態によって対応不可の場合あり)。
【見え方と評判】歪みが気になる?JINS遠近両用レンズの口コミと実態
購入を検討するうえで価格と同じくらい気になるのが、「見え方の快適さ」や「視野の歪み」に関するリアルな評価です。JINSの遠近両用レンズの評判や口コミを分析すると、高評価の一方で、累進レンズならではの特性に対する戸惑いの声も見受けられます。
肯定的な口コミでは、「1万円台で手元も遠くもすっきり見えるようになり、仕事の効率が上がった」「デザインがおしゃれで老眼鏡っぽさがない」といったコストパフォーマンスと見た目を評価する意見が圧倒的です。
一方で、ネガティブな意見として挙がりやすいのが「足元が揺れる感じがする」「視野の端が歪んで見える」という違和感です。これはJINSに限らず、レンズ上部に遠用度数、下部に近用度数を無段階で配置する累進レンズ特有の光学的な現象です。レンズの左右両端にはどうしても「収差(ボケや歪み)」が発生するため、視線だけを横に動かすと像が歪んで感じられます。
もし使い始めに「JINSの遠近両用でスマホが見づらい」と感じた場合は、以下の対策を意識することが重要です。
・視線と首の動かし方:スマホを見るときは目を伏せ目にしてレンズ下部を使い、左右を見るときは視線だけでなく顔ごと対象に向ける。
・フィッティングの再調整:メガネの傾斜角や鼻パッドの位置が数ミリずれるだけで見え方が劇的に変わるため、店頭でアイポイントの再フィッティングを依頼する。
・加入度数の見直し:度数が強すぎると歪みも大きくなるため、生活スタイルに合わせた適正度数へ再調整する。
【用途別の選び方】遠近・中近・近々両用の違いとJINSの累進レンズ種類
一口に「手元と遠くが見えるメガネ」と言っても、生活環境によって最適なレンズ設計は全く異なります。JINSでは追加料金5,500円の同一価格で、ライフスタイルに応じた3つの累進レンズ種類を選択できます。
1. 遠近両用(遠方重視):
遠くの景色や運転用の視界を確保しつつ、手元の文字も確認できるオールラウンド設計。外出や車の運転、買い物がメインの方に向いていますが、中間距離(パソコン画面など)の視野はやや狭くなります。
2. 中近両用(室内・オフィス重視):
室内空間(2〜3メートル先)からパソコン、手元までを広くカバーする設計。家事やデスクワークが中心の方に最適で、遠近両用よりも手元〜中距離の視野が広く、歪みを感じにくいのが大きなメリットです(※運転には適しません)。
3. 近々両用(手元作業・読書重視):
手元30cmからパソコン画面(約50〜100cm)に特化した設計。長時間のデスクワークや精密作業、読書に特化しており、老眼鏡よりも奥行きのある自然な視界が得られます。
遠近両用を作って「パソコン作業で肩が凝る」「視野が狭い」と後悔するパターンの多くは、用途に対してレンズタイプの選択が合っていないことが原因です。自分が一番長く過ごす場面を店頭スタッフに明確に伝えることが、失敗しないための鍵となります。
【コスパ徹底比較】JINS vs Zoff|安いおすすめの遠近両用はどっち?
低価格メガネの二大巨頭として比較されるのが「JINS」と「Zoff(ゾフ)」です。どちらも安くておすすめのブランドですが、遠近両用メガネの仕様や価格設定には明確な違いが存在します。
・価格体系の比較:
JINSはどのフレームを選んでも遠近両用の追加料金は一律5,500円(税込)です。対するZoffも遠近両用レンズの追加料金は5,500円(税込)からとなっており、ベースの追加費用に大きな差はありません。
・レンズ設計とオプション:
JINSは標準の累進レンズ(外面累進設計)に加え、歪みをより抑えた「プレミアム遠近両用レンズ」などの上位設計も展開しています。一方、Zoffも室内用・デスクワーク用など用途に応じた累進設計を揃えており、ブルーライトカットコートの無料オプション(セットレンズ対象時)などに強みがあります。
・フレームの傾向:
JINSは「Airframe」に代表される軽量でミニマル、ビジネスにも馴染むシンプルなデザインが豊富です。Zoffはトレンドを取り入れたクラシックデザインやキャラクターコラボなど、ファッション性の高いフレームが充実しています。
軽さや掛け心地の快適性、シンプルなデザインを最優先するならJINS、ファッション性やカジュアルなデザイン性を楽しみたいならZoffという選び方が適しています。
【作成の流れ】店舗での度数測定から仕上がり日数・保証期間まで
遠近両用メガネをスムーズに手に入れるために、来店から受け取りまでの具体的なステップを把握しておきましょう。
1. 処方箋の持参か店舗での度数測定か
JINSでは、眼科で発行された処方箋を持参して作成する方法と、店舗で視力・度数測定を行う方法のどちらも選べます。初めて遠近両用を作る方や、目の健康状態に不安がある方は眼科受診が推奨されますが、JINSの店頭でも専門機器を用いた丁寧な測定が受けられます。遠くの見え方だけでなく、普段スマホや本を持つ距離を正確に伝えることが測定精度の向上につながります。
2. 作成期間と受け取りまでの日数
単焦点の通常メガネであれば即日(30分〜数時間)で受け取れるJINSですが、遠近両用レンズは完全個別オーダーの特注品となるため、即日持ち帰りはできません。作成期間の日数は通常約7日〜10日間を要します。旅行や仕事で使いたい期日が決まっている場合は、余裕を持って注文することが必須です。
3. 安心のレンズ交換保証期間
JINSの最大の安心材料が、手厚いアフターサポートです。メガネの受け取り日から6ヶ月間の保証期間が設けられており、日常で使ってみて「どうしても度数が合わない」「歪みに慣れず頭痛がする」といった場合でも、最大2回まで無料でレンズの度数変更が可能です。さらに、遠近両用から単焦点レンズへの変更にも柔軟に対応してもらえます。
【jins 遠近 両用 メガネ 値段】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:JINSの遠近両用メガネは総額いくらで作れますか?
A1:お好きなフレームの本体価格に、遠近両用レンズの追加料金5,500円(税込)を加えた金額が総額となります。6,600円のフレームを選んだ場合、最安で12,100円(税込)から作成可能です。
Q2:遠近両用メガネは注文した当日に持ち帰ることができますか?
A2:即日持ち帰りはできません。累進レンズはお客様の度数や焦点に合わせて個別に製造する特注レンズとなるため、注文から仕上がり・受け取りまでに通常7日〜10日程度の日数がかかります。
Q3:購入後に見え方に慣れなかった場合はどうなりますか?
A3:受け取りから6ヶ月以内であれば、最大2回まで無料で度数の変更や再調整が可能です。どうしても遠近両用に馴染めない場合は、通常の単焦点レンズへ変更することもできます。
Q4:ブルーライトカットやカラーレンズなどの機能は追加できますか?
A4:可能です。遠近両用レンズにブルーライトカット機能やカラー、調光機能などのオプションを追加する場合、各オプションに応じた追加料金(3,300円〜5,500円程度)を合わせることでカスタマイズできます。
まとめ:納得の遠近両用メガネ選びで快適な視界を手に入れる
JINSの遠近両用メガネは、フレーム代+5,500円という圧倒的なコストパフォーマンスと、6ヶ月間の手厚い度数変更保証によって、初めて累進レンズを使う方にとって極めてリスクの少ない選択肢となっています。
遠近両用メガネで快適な生活を送るためのポイントは、外出用なのかデスクワーク用なのかという「用途に応じたレンズ種類の選定」と、「しっかりとした店頭フィッティング」にあります。手元の見えづらさを我慢して目の疲労を溜める前に、まずは店舗で実際のテストレンズの見え方を体験してみてはいかがでしょうか。 (出典: jins 遠近 両用 メガネ 値段(Yahoo!ニュース))