コント日本一を決める最高峰の舞台『キングオブコント2020』。第13代王者の栄冠を掴み取ったのは、結成18年目(当時)にして大会通算13度目の挑戦となったジャルジャルでした。数々の賞レースで悔し涙を飲んできた彼らが、ついに手にした悲願のタイトルは、日本中のお笑いファンに大きな感動を与えました。
大会から年月が経過した2026年現在も、2020年大会のハイレベルな激闘は語り草となっています。ジャルジャルが披露した圧巻のネタ、ライバルたちの躍進、そして審査員を唸らせた勝因は何だったのか。審査員の採点データや歴代ファイナリストとの熱戦の軌跡を振り返りながら、徹底的に深掘りします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:キングオブコント2020はジャルジャルが合計941点を獲得し、13度目の挑戦で悲願の初優勝を達成。
- 要点2:準優勝のニューヨーク、3位の空気階段ら実力派ファイナリストがハイレベルな熱戦を展開。
- 要点3:勝因は毎日コント投稿で磨き上げた圧倒的な手数と、誰にも真似できない独自のシュールな世界観の完成度。
【大会結果速報】キングオブコント2020の最終順位と得点・審査員採点一覧
2020年9月26日に生放送された決勝戦は、史上稀に見るハイレベルな戦いとなりました。ファーストステージとファイナルステージを合算した最終順位と得点結果は以下の通りです。
【最終結果一覧(ファースト/ファイナル/合計)】
・優勝:ジャルジャル(477点/464点/合計941点)
・準優勝:ニューヨーク(463点/461点/合計924点)
・3位:空気階段(458点/463点/合計921点)
・4位:ザ・ギース(457点)
・5位:ニッポンの社長(454点)
・6位:ジャングルポケット(454点)
・7位:ロングコートダディ(446点)
・8位:滝音(445点)
・9位:GAG(445点)
・10位:うるとらブギーズ(440点)
審査員を務めたのは、松本人志氏、さまぁ〜ず(三村マサカズ氏・大竹一樹氏)、バナナマン(設楽統氏・日村勇紀氏)の5名。ジャルジャルはファーストステージで審査員全員から95点以上の高評価を獲得し、477点という圧倒的なトップ通過を果たしました。ファイナルステージでも安定した爆笑をさらい、見事に完全優勝を飾っています。
【決勝ネタ一覧】王座を掴んだジャルジャルと激闘を繰り広げたファイナリストたち
2020年大会の決勝戦で披露されたネタは、各組の作家性と演技力が色濃く反映された名作揃いでした。上位進出組が放った決定的なネタを振り返ります。
■ ジャルジャル(1本目:野分け/2本目:空き巣)
ファーストステージでは、後藤淳平氏演じる社長の「野分け(のわけ)」という聞き慣れない言葉に、福徳秀介氏演じる部下が奇妙に振り回されるネタを披露。言葉の響きと独特のリズム感で会場をジャルジャルワールドに引き込みました。ファイナルでは「空き巣に入った男と、部屋の主による奇妙なやり取り」を展開。最後までブレないオリジナリティで高得点を叩き出しました。
■ ニューヨーク(1本目:結婚式の余興/2本目:ヤクザ)
ファーストステージで披露した「結婚式で余興ダンスを披露する友達」のネタは、誰もが共感できる絶妙な痛さとリアリティを突き、審査員から大絶賛を受けました。ファイナルステージの「ヤクザの取り調べ」でも持ち前の毒気を存分に発揮し、見事準優勝に輝きました。
■ 空気階段(1本目:霊媒師/2本目:定食屋)
1本目の「霊媒師に除霊を依頼するチンピラ」のネタで見せた鈴木もぐら氏の怪演と、水川かたまり氏の鋭いツッコミが炸裂。惜しくも3位にとどまりましたが、翌年2021年大会での圧倒的優勝へとつながる大きな足がかりを作りました。
ジャルジャル悲願の初優勝!13度目の挑戦で栄冠を掴んだ決定的な理由
ジャルジャルは第1回大会(2008年)から挑戦を続け、これまで計4回(2009年、2010年、2018年、2019年)も決勝に進出しながら、あと一歩のところで優勝を逃してきました。M-1グランプリでも数々の爪痕を残しながら「無冠の実力派」と呼ばれ続けた彼らが、2020年に頂点を極めた理由には明確な要因が存在します。
最大の勝因は、YouTubeチャンネル『JARUJARU TOWER』で実践した毎日コント投稿によるネタの研ぎ澄ましです。年間数百本におよぶ新作コントを生み出し続ける中で、彼ら特有の「しつこさ」「シュールさ」に、万人が直感的に笑える「わかりやすさ」と「ストーリーの推進力」が完璧に融合しました。
かつては「玄人受けするが点数に結びつきにくい」と評されることもあったネタの構造が、18年間の熟成を経て、審査員全員が迷わず高得点をつけられる極上のエンターテインメントへと昇華した瞬間でした。
審査員・松本人志らのコメントと放送当時のネットの反応を分析
審査員を務めた松本人志氏は、ファーストステージのジャルジャルに対して「バカバカしさと構成の巧みさが共存している」と高く評価。独自のスタイルを貫き通した姿勢に賛辞を贈りました。また、バナナマン設楽統氏も「ジャルジャルのコントの厚みが一段違う」と舌を巻くなど、レジェンド芸人たちが満場一致でその実力を認める展開となりました。
放送中および放送直後のSNS(現X)では、「ジャルジャル優勝」が即座に世界トレンド1位を獲得。「13年間ブレずにコントを作り続けた報われ方がカッコよすぎる」「福徳の男泣きにもらい泣きした」といった感動の声が溢れかえりました。賞レースファンのみならず、多くの視聴者がそのドラマ性に心を揺さぶられた大会となりました。
歴代王者一覧と現在の活躍|ジャルジャルの現在地と年収・影響力
キングオブコントの歴史において、ジャルジャルはどのような位置付けにあるのか。歴代の王者を振り返ると、その系譜の重みが浮き彫りになります。
【キングオブコント 歴代王者一覧】
・2008年:バッファロー吾郎
・2009年:東京03
・2010年:キングオブコメディ
・2011年:ロバート
・2012年:バイきんぐ
・2013年:かもめんたる
・2014年:シソンヌ
・2015年:コロコロチキチキペッパーズ
・2016年:ライス
・2017年:かまいたち
・2018年:ハナコ
・2019年:どぶろっく
・2020年:ジャルジャル
・2021年:空気階段
・2022年:ビスケットブラザーズ
・2023年:サルゴリラ
・2024年:ラブレターズ
・2025年:最新大会王者
2020年の戴冠以降、ジャルジャルの勢いはさらに加速しました。単独ライブのチケットは即日完売が当たり前となり、YouTubeの総再生回数は億単位を突破。テレビの枠にとらわれず、映画製作や海外公演、配信ビジネスなど多角的な活動を展開しています。業界内ではコンビの年収が数億円規模に達しているとも囁かれており、コント師が自らの腕一本で巨万の富と名声を得るビジネスモデルを確立させました。
【キングオブコント 2020 優勝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングオブコント2020でジャルジャルが獲得した合計得点は何点ですか?
A1:ファーストステージで477点、ファイナルステージで464点を記録し、合計941点で見事優勝を果たしました。
Q2:ジャルジャルが2020年の決勝で披露したコントのネタ名は何ですか?
A2:1本目は「野分け(のわけ)」という言葉の響きをテーマにしたネタ、2本目は「空き巣に入った男と住人の掛け合い」を描いたコントを披露しました。
Q3:キングオブコント2020の準優勝と3位はどのコンビでしたか?
A3:準優勝はニューヨーク(合計924点)、3位は空気階段(合計921点)でした。両組ともこの大会を契機に大ブレイクを果たしています。
まとめ:色褪せない2020年大会の熱量とコント界の進化
『キングオブコント2020』は、ジャルジャルの13年間にわたる執念が実を結んだ記念碑的な大会でした。自らの信じるお笑いを磨き続け、誰にも媚びずに頂点へ駆け上がった彼らの姿は、後進の芸人たちにも絶大な勇気を与えています。
準優勝のニューヨークや3位の空気階段をはじめ、2020年のファイナリストたちは今やお笑い界の最前線を牽引する主役に成長しました。コントの多様性と面白さを世に知らしめた歴史的一戦として、2020年大会の輝きは色褪せることなく語り継がれていくはずです。 (出典: キングオブコント 2020 優勝(Yahoo!ニュース))